ジーリッシモ交響楽団とは


ジーリッシモ交響楽団 (G-Rissimo SaxYMPHONY ORCHESTRA)は、通常の交響楽団編成(弦楽器、管楽器、打楽器)のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロに代わってサクソフォーン群を配置したクラシックの歴史に新しい風を吹き込む交響楽団です。 

 

そんな私たちジーリッシモ交響楽団が、サクソフォーンの魅力を発揮するべく最初に選んだのは、マーラーの交響曲第1番です。

 

マーラーはもともと歌曲を得意とする作曲家で、交響曲もポリフォニーを得意としています。そのため、弦4部をそのままソプラノ、アルト、テナー、バリトンの各サクソフォーン4部として表現し、演奏できるため、私たちのお披露目には最も相応しい交響曲でした。

 

2024年は前年の第1番に続き、マーラーの交響曲第5番に挑戦しました。第1番を遥かに上回る難易度を誇る超大作でしたが、第1番を経験したことでマーラーに対する理解、交響曲に取り組む姿勢に磨きがかかり、こちらもまた多くの好評をいただく演奏会となりました。

 

ジーリッシモ交響楽団は「シンフォニックサクソフォーン×管打楽器」という世界でも稀有な編成の普及・啓蒙を目的として、各パートに国内トップクラスの首席奏者を擁し、アマチュアからプロが集まる編成を構築し、継続的に首席奏者のレッスンを経て交響曲を中心に演奏する唯一の交響楽団です。


サクソフォーンパートが演奏する楽譜は世の中に存在しない楽譜ですので、当交響楽団芸術総監督である野村秀樹が書き下ろした楽譜を毎回使用しています。